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今回は、ずっと試したかった「あんことバナナ」のたい焼き作りに挑戦しました!
実は、一度目は大失敗…。 良かれと思ってバナナにはちみつをかけたのですが、加熱で水分が出てしまい、生地がベチョっとして食感もイマイチに。
その工夫とは、実はとってもシンプルなことでした…
なぜベチョっとする?たい焼きにバナナを入れる時の注意点
良かれと思って入れたバナナとはちみつ。ところが、焼き上がったたい焼きは、外のカリッと感とは裏腹に、中はどこか頼りない「ベチャッとした」食感に……。
実は、一度目の挑戦で私が犯した失敗は、バナナの水分管理に対する「過信」にありました。
作った過程はこちら↓

「バナナとはちみつ、美味しくないわけがない!」
そんな浅い思い込みだけで作ってしまった当時の私は、まさかこの組み合わせが「水分爆弾」になるとは夢にも思っていませんでした。

いつも通り、あんこを乗せて、さっきのはちみつバナナを乗せて~♪
ひっくり返しながら焼くこと約5分…

見た目も良い感じ♪
そして実食。

見た感じではあまりわかりませんが、焼いたことでバナナの水分が出てしまい、はちみつの水分も余計だったようで、ベチャっとした微妙な食感でした。
なぜベチャっとしてしまったのか?2つの落とし穴
1.バナナの水分:バナナは加熱すると細胞が壊れ、中からたっぷりと水分が溢れ出します。
2.はちみつの追加:甘さを足すために入れたはちみつが、さらに水分を増やし、生地の「カリッ」という焼き上がりを内側から阻害してしまいました。
水気を飛ばすのがコツ!「素焼きバナナ」で驚きの仕上がりに
失敗を経て気づいたのは、美味しいバナナたい焼きへの近道は「余分な水分をあらかじめ抜くこと」でした。
そこで今回は、はちみつを加えるのをやめ、バナナを「素焼き」にして水分をしっかり飛ばすという方法に切り替えました。
フライパンで叶える、甘みの凝縮
1.厚みの目安は1.5cm:薄すぎると焼いている間に溶けてしまうので、1.5cm程度の少し厚めにカットするのがベストです。
2.じっくり焼いてキャラメリゼ:フライパンで両面を焼くと、加熱によってバナナの糖度が上がり、まるでキャラメリゼのような香ばしい風味が生まれます。

驚いたことに、はちみつをかけていた時よりも、素焼きにしたバナナの方がずっと甘く感じるんです!
加熱によってバナナの甘みがギュッと濃縮され、それが生地やあんこと重なることで、まるでお店のような濃厚な味わいに変身します。
南部鉄器×米粉黄金比生地で作る!失敗しない絶品レシピ
いよいよ本番!2度の失敗を糧に見出した「黄金比の生地」と「素焼きバナナ」を組み合わせる、とっておきのレシピです。南部鉄器の蓄熱性を最大限に活かし、外はカリッ、中はトロッとした最高の仕上がりを目指しましょう!
- 【材料(約4個分)】
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- 米粉:63g
- 薄力粉:38g
- ベーキングパウダー:1g
- 重曹:1g
- 黒糖:5g
- 米油:4g
- 水:116g
- バナナ:1本
- あんこ:120g(1個あたり30gが目安)
バナナを入れるので、あんこは1個あたり30gにしました。
【焼き上げ手順】
1.生地を準備する:材料をすべて混ぜ合わせ、ダマがなくなるまで丁寧になじませます。
2.バナナを仕込む:1.5cm幅に切ったバナナをフライパンで焼き、「素焼きバナナ」を作っておきます(両面に香ばしい焼き色がつくまで)。
3.いざ、焼き上げ!:しっかり予熱した南部鉄器に米油を薄くひきます。
①生地を型に流し込む
②あんこ(30g)を中央に乗せる
③素焼きバナナをその上に乗せる
④蓋をして中火で焼く
焼き時間の目安:5分(途中で何度かひっくり返して、全体に均一に熱を伝えてください)

完成したたい焼きの断面の写真はこちら↓

生地が水分を吸わず、皮はカリっと、中はフワっトロっとして、あんこと素焼きバナナの濃厚な甘さがたまらない、絶品たい焼きの出来上がり。
大人の贅沢アレンジ

クリームチーズにシナモンをかけたのを添えてみても美味しいですよ♪
南部鉄器たい焼き器はお手入れ簡単!普段は棕櫚ブラシで払うだけ
掃除は、いつもの無印の「棕櫚ブラシ」でサッサと掃くだけ。10秒で終わりです。
※汚れがひどい時は、お湯で洗い、火にかけ水分を飛ばし、油を塗っておきます。しばらく使わないときは新聞紙にくるんで風通しの良いところで保管します。

片付けも楽だし、油が馴染んで道具の味わいが出てくる感じがたまりません。
鉄器の素晴らしさ、ここにあり。
南部鉄器で焼く「絶品あんこバナナたい焼き」まとめ
いかがでしたか?今回は失敗を乗り越え、南部鉄器のポテンシャルを最大限に引き出す「あんこバナナたい焼き」のレシピをご紹介しました。
最後に、今回の成功の鍵を3つのポイントで振り返ります。
1. 黄金比の生地がベース
米粉と小麦粉の配合(5:3)は、南部鉄器で焼いた時に最もカリッと香ばしく仕上がる「黄金比」です。ぜひこの比率をベースにしてみてください。
2. 「素焼きバナナ」が成功の分かれ道
バナナはそのまま入れるのではなく、一度フライパンで「素焼き」にしましょう。余分な水気を飛ばしつつ甘みを凝縮させるこのひと手間が、生地のベチャつきを防ぐ最大の秘訣です。
3.南部鉄器で一気に焼き上げる
しっかり予熱した南部鉄器の蓄熱性があれば、バナナの濃厚な甘みを閉じ込めたまま、外はカリッ、中はトロッとした食感に仕上がります。
私が愛用する『岩鋳』のたい焼き器
岩鋳について:明治35年の創業以来、南部鉄器の伝統を守り続ける老舗メーカー。その確かな品質は、国内外から高く評価され続けています。
おすすめポイント: 鉄器ならではの優れた蓄熱性で、外はカリッと、中はふっくらとした絶妙な香ばしい焼き上がりに。使い込むほどに油が馴染み、鉄肌が落ち着き、その時々の味わいが増していく。そんな経年変化を楽しめるのも、一生モノの道具を育てる醍醐味です。
お手入れ: 私は普段、無印の「棕櫚(しゅろ)ブラシ」で粉やカスをサッと払い落とすだけで済ませています。汚れが気になるときは洗うこともありますが、基本はこれだけ。数回に一度、またはしばらく使わない保管前には、お湯でしっかり洗って(洗剤は使わない)、火にかけ、最後に新しい油を薄く塗るケアを。この丁寧なひと手間で鉄の被膜が守られ、長く心地よく使い続けることができます。
便利な道具に囲まれる時代だからこそ、南部鉄器の持つ「手間さえも楽しむ力」が際立ちます。
鉄器を手に取ると、自然と下っ腹に力が入り、背筋が伸びるのを感じます。「道具と向き合い、対話する時間」。この心地よい感覚を一度知ってしまうと、もう他の道具には戻れません。
鉄器を熱し、油をひき、生地を流し込む――そのひと手間ごとに膨らむ「どんな美味しいたい焼きが焼き上がるのだろう」というワクワク感。そして、口にした瞬間の満たされた気持ち。この豊かなひとときこそが、私が南部鉄器を手放せない理由です。
| 商品名 | 岩鋳 たい焼き器 |
| 型番 | 24030 |
| サイズ | 37.0×16.5×高さ4.0cm |
| たい焼きの大きさ | 約12.0×6.5cm |
| 重量 | 約1.6kg |
| 熱源 | ガス・直火専用(IH不可 |
| 材質 | 鋳鉄(シリコン焼付塗装) |