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ずっと憧れていた南部鉄器のたい焼き器。ついに手に入れ、意気揚々と初挑戦したものの、結果は無念の大失敗……。
外はカリッと、中はモチッとした理想のたい焼きを夢見ていたのに、なぜか中身は生焼け。原因を探ると、私が良かれと思ってやっていた『ある習慣』が、鉄器のポテンシャルを消していたことが判明しました。
南部鉄器たい焼き器「岩鋳」開封レビュー!重厚感と期待感
憧れの南部鉄器(岩鋳)を購入しました。
電気式の便利さとは違う、直火でじっくりと育てる楽しみ。この鉄器さえあれば、どんなたい焼きも極上の仕上がりになるはず!そんな根拠のない自信とワクワクが、ふつふつと湧き上がってきます。

ずっしりと重さを感じます。

開いてみると、たい焼きの作り方の説明書が入っていました。

焼く前に、ちょっと重さを量ってみることに。

重さ約1.6キロ!筋トレにもなりそうです。
【実録】南部鉄器でたい焼きを焼く!失敗から学んだ基本の焼き方
まずは南部鉄器を使う前に大事なひと仕事。
「空焼き」から。
油を両面に塗って、丁度石油ストーブが付いていたのでその上に乗せっぱなしで、煙がホワ〜っと出るまで放置。

その間にこのレシピで生地を作ります↓↓(先ほど入っていたレシピはちょっと置いておいて、一番最初は作ってみたかったレシピで作ってみることにしました)
(初めてのレシピだからあまり参考にならないけど、一応記録として記しておきます。)
- 生地 材料
-
- 薄力粉 180g
- 片栗粉 20g
- 砂糖 15g
- 重曹3g
- ベーキングパウダー 3g
- 水 230g
- みりん 小1
- ごま油 小1

材料を入れてサクサクと混ぜます。

あんこは40gで用意。

準備完了です。
さあ、いよいよ焼いていきます!
空焼きが終わったたい焼き器にまた油を塗り、弱火で熱し、生地を流し込みます。

生地は一つあたり60g弱で計算。
次にあんこ乗せて、

その上にまた生地をかけて、

鉄器を閉じる。火は中火くらいにする。

1分おきに4回くらいひっくり返して…
オープン!

おー、一応それっぽくなってることに感動~
結構良い感じの出来具合?
しかも、鉄板にくっつかずに、スルっと取れました。
さて、肝心の中身は…理想の外カリッ中モチッになって…

ない?
あれ??外はいいけど中はちょっと生っぽい…
南部鉄器で「生焼け」失敗!原因は温度を下げる「濡れ布巾」だった
理想の「外カリッ、中モチッ」にならない……。
原因を考えて思い当たったのは、パンケーキを焼く時の癖で、熱した鉄器を「濡れ布巾」でジュッと冷やしていたことでした。
南部鉄器は厚みがある分、一度熱が回れば勝手に全体へ均一に熱を広げてくれる「蓄熱性」が最大の特徴。
それなのに、せっかく蓄えた熱を濡れ布巾で冷やしてしまっていたのです。
「やってしまったものは仕方ない!」と、この後はオーブンで追焼きをして美味しくいただきました。

良い感じです☆
並べると見ごたえありますね。気分はたい焼き屋さんです。

粉約200gで10個出来ました。
南部鉄器のたい焼きを美味しく焼く3つのコツ
- 南部鉄器に「濡れ布巾で冷やす」は不要!
- 急激な温度変化は鉄器を傷める(割れる)可能性も。
- 蓄熱性を信じて、じっくり火を通すのがコツ。
南部鉄器たい焼き器はお手入れ簡単!普段は棕櫚ブラシで払うだけ
掃除は、いろいろ試した結果、無印の「棕櫚ブラシ」でサッサと掃くのが一番簡単!という結論に至りました。なんと10秒で終わりです。
※汚れがひどい時は、お湯で洗い、火にかけ水分を飛ばし、油を塗っておきます。しばらく使わないときは新聞紙にくるんで風通しの良いところで保管します。

片付けも楽だし、油が馴染んで道具の味わいが出てくる感じがたまりません。
鉄器の素晴らしさ、ここにあり。
私が愛用する『岩鋳』のたい焼き器
岩鋳について:明治35年の創業以来、南部鉄器の伝統を守り続ける老舗メーカー。その確かな品質は、国内外から高く評価され続けています。
おすすめポイント: 鉄器ならではの優れた蓄熱性で、外はカリッと、中はふっくらとした絶妙な香ばしい焼き上がりに。使い込むほどに油が馴染み、鉄肌が落ち着き、その時々の味わいが増していく。そんな経年変化を楽しめるのも、一生モノの道具を育てる醍醐味です。
お手入れ: 私は普段、無印の「棕櫚(しゅろ)ブラシ」で粉やカスをサッと払い落とすだけで済ませています。汚れが気になるときは洗うこともありますが、基本はこれだけ。数回に一度、またはしばらく使わない保管前には、お湯でしっかり洗って(洗剤は使わない)、火にかけ、最後に新しい油を薄く塗るケアを。この丁寧なひと手間で鉄の被膜が守られ、長く心地よく使い続けることができます。
便利な道具に囲まれる時代だからこそ、南部鉄器の持つ「手間さえも楽しむ力」が際立ちます。
鉄器を手に取ると、自然と下っ腹に力が入り、背筋が伸びるのを感じます。「道具と向き合い、対話する時間」。この心地よい感覚を一度知ってしまうと、もう他の道具には戻れません。
鉄器を熱し、油をひき、生地を流し込む――そのひと手間ごとに膨らむ「どんな美味しいたい焼きが焼き上がるのだろう」というワクワク感。そして、口にした瞬間の満たされた気持ち。この豊かなひとときこそが、私が南部鉄器を手放せない理由です。
| 商品名 | 岩鋳 たい焼き器 |
| 型番 | 24030 |
| サイズ | 37.0×16.5×高さ4.0cm |
| たい焼きの大きさ | 約12.0×6.5cm |
| 重量 | 約1.6kg |
| 熱源 | ガス・直火専用(IH不可 |
| 材質 | 鋳鉄(シリコン焼付塗装) |